青い星の路上にて

主に平沢進さんに関する感想を書きます

【BSP感想】平沢進のBack Space Pass「会然TREK 2K20編」

こんにちは。2020/7/4配信のバックスペースパスをリアタイで見て色々叫んでいたので自己満足のメモを書きました。()内は私の感想です。
※私の勝手な選択でコメントの一部を抜き出しています。歪曲意図はありませんが本来の文脈からずれている可能性があります。

 

平沢進のBack Space Pass「会然TREK 2K20編」
2020/7/4(土)20:00~

 

■大阪について
・△はピラミッド(おおおそう呼んでいるんですね)
ゲネプロまで数日のところでセグウェイを思いつき会人に調達させた(無茶に答える会人すごい)
・舞台を動かす赤い黒子さんたちは「赤子」(ドキッとするネーミング)
・「パプリカ食堂」に行こうと思ったら団体のお客がいて行けなかった(馬の骨集団だったのでは?)

 

Zepp Tokyoについて
・核Pとソロのハイブリッド スタンディング
(参加者が!!うらやましい!!身体で参加した感のあるスタンディングのライブに行きたい!!)
・3つのEVOベース 小さな黄金の十年周期(はあ~~~~~~ ため息)
・ドラム奏者は隔離される風潮(笑いました すごい振動!体験してみたい)

 

■GHOST VENUEについて
・BLUE LIMBOが明らかになった現代
・最終的な演出が未定 △を崩壊させたいと思っていた
ショッキングなもの イタズラ 幕を切って落とす(やっぱり始まりの幕じゃないか!!)
「そうだ、チェーンソーを使おう」
慣れ切っている舞台監督 松村氏「そうですか、そう来ましたか」
消防法・ホール許可など迅速対応(すごいです…ありがとうございます…)
・今回はカメラがオーディエンスの目の代わり(ああ~~この発想好き)
「そうだ、360度カメラを使おう」
慣れ切っているスタッフさんたち「そうですか、そう来ましたか」(天丼かな?)
8台の360度カメラが回っているとのこと(ありがとうございます…)
・客は吸音材 いないと大変な点あり 低音でステージが揺すられる 壁から跳ね返る高音とイヤーモニターの音が違う音域になってしまって音程が取りづらい(吸音材に!!なりますので!!その場にいさせてください!!)

 

■質問コーナーでのコメントの一部
・人気者になりたかった人と同じ理由で人気者になったわけではない
・「2m以内幸せだらけ」(この回答を一瞬で思いつくの本当にすごい発想)
・ケイオスユニオンのセンスの良い社員。客入れの曲は彼が選曲している。(素敵な社員さんがいらっしゃいますね…)
・スイッチオンロータスはラス・ゲアード奏法もどき(質問者の方に感謝。この弾き方滅茶苦茶好きです)
・自己像と他者が求めるものの乖離について「人がどう思おうと気にしないことです。こうすること以外に他人を幸せにする方法はありません」(絶句していた。師匠と呼ばれる理由がわかった気がする)
・どこにいるのかわからない状況から「吉」の場所へ。予想できないどんでん返しを何度も楽しんでもらう。当たり前と思っていたことに新たな視点があることの楽しさ。自分がこれまでずっとそういうものを楽しんで生きてきたので、お裾分け。(この人の音楽はそのままこの人の生き方なんだなあ…師匠と呼ばれる理由がわかった気がする…)

 

■驚きの公開
・170帰路の1分間で作成中だった3曲の公開
・作り方を変更するのでこれまで作ったものは完成させて公開することにした
・現在の状況、オーディエンスのおかげで自分はあまりダメージを受けていない
「その感謝というか……オマエタチに借りは作らないぞ」(!!!!!!なんつうことを言うんですか。叫んだ)
・1曲目「牛人」フジロックの時に公開されたもの(飛び道具、という通りストレートにカッコイイ)
・2曲目と3曲目はまだタイトルが無い(どっちもカッコイイ…個人的には、2曲目は神殿っぽい感じ、3曲目は浮き上がる感じ)

 

以上でした。
これは師匠って呼ばれてしまうだろうなあ。
そもそも1時間(以上)しゃべってくれる配信の番組があって、イベントの裏話を語り、事前に質問を募集して質問コーナーをやってくれるって、すでに相当にファンサービス過多ではないのか??距離が近くないか??
リスナーのことを好き…いや大事に…いや…なんて表現するのが適切かなあ。
かわいがってくれている…?(絶対違う)
なんて表現すればいいのかわからないがあなたのファンでよかったです。
勝手についていきますので今後ともよろしくお願いします。

【ライブ感想】平沢進+会人(EJIN)会然TREK 2K20▼04 GHOST VENUE

初めまして、青井岬と申します。2020/06/07からヒラサワ楽曲にハマったとんでもないにわかです。
ハマった直後に6/20のライブの情報を知り、これは観るしかないだろうと思い観た感想を備忘録的に書きます。自己満足の自分用のメモです。かなりの曲が初見です。
(曲タイトル・歌詞等、その場でわからなかったものは後から調べています。)

 

平沢進+会人(EJIN)会然TREK 2K20▼04 GHOST VENUE
2020/06/20(土)19:00~

 

00: 開始前~オープニング
ドキドキしながら所定のサイトに入り開始を待つ。同時視聴者数がどんどん増えていく。6000人くらいいる(最終的に7300人くらいになった。瞬間的にはもっと多かった)。チャットが相当な速さで流れていくのを見ながら、ああこんなに多くの人が一緒に観ているんだなあと嬉しくなる。
開始の19:00になったが画面にはタイトルが映ったまま、始まらない。チャットに流れる文字また文字。「CALL ヒラサワ!」「これがテクノだ」「助手を激励しよう」「タービンが回るから大丈夫」。にやにやする。せっかくなのでCALL ヒラサワ!に合わせて書き込む。「ヒラサワーーーーーーーー!!」
多分7~8分くらい押して、画面が切り替わり舞台が映し出される。青い光の中にテスラコイルが立っている。会人さん2人がセグウェイで登場(これが噂の…!)。手元のレバーでテスラコイルを演奏する。一音と一音が重なり和音になる。そしてメロディが始まる。

 

01: 電光浴-再起動
はい初手からちゃんと覚えてないやつ!むしろ知ってる曲の方が少ない!好きになったのが2週間前なんだ許してくれ…!でも綺麗な曲だなあ…。無表情でセグウェイに乗って出てくるのが妙に似合ってる。なんかこう、足を動かさずにつーーっと滑ってくるのが、そういう移動の仕方をしそうだなという説得力がある。

 

02: 世界タービン
「ヨングミラーーーーテチーーターーーー!!」うわああああああああ来たあああああああああああ世界タービンだあああ!!さすがにこれはわかる!!あまりに楽しくてずっと変なテンションになっていた。でも舞台の雰囲気が落ち着いてる(?)ので、かの有名PVのような異常さはなく、爽快な感じ。序盤ちょっと歌いにくそうか、と思ったんだけど、むしろそれで「これ100%生歌だ」と確信した。やばい。
曲終わり、平沢さんのシルエットに、回転する白いライトが重なるのがとても好き。タービンが回っている。

 

03: 祖父なる風
はい!初見です!曲名がわからないときはチャットを見る。多くの方が曲名を書いてくださっている。メモする。大変ありがたい。歌詞は全然わからないが壮大な曲だ!「イ~~~~イイイヤイヤ~~~~」の抑揚が好き。この曲に限らないが、ステージから客へ向けて、力いっぱい風が吹きつけてくるように感じた。声量と曲調によるものか。

 

04: RIDE THE BLUE LIMBO
これは!!イントロで!!わかった!!!!嬉しいいいいい!!!!一番好きな曲です!!!!(正直言うと全部好きなので、「今聴いてる曲が一番好き」ですが、便宜上これが一番ということにしています。)
もうこれを生で聴けていることが信じられない。「淡々と~」の低いところがものすごく好き。今回のライブ、全体的に低音が滅茶苦茶格好良くて、聴いてて心地良かった。
そしてrrrrRIDE THEの巻き舌!!!!巻き舌!!!!アーーーー!!!!好き!!!!!!!!全箇所巻いてる!!大盤振る舞いですね(?)!!「誰ひとり落すな」っていう歌詞がですね、やっぱりね、すごく好きです…。

 

05: 狙撃手
はい!すみません!存じ上げないやつです!しかしイントロがクール!!格好良い!!レーザーハープに真っ赤なライトが当たるのに見惚れていた。「路地からまた路地へと」「悪夢からまた悪夢へ」のところが好き。暗躍している感がある。「DDT!」はどうやって歌っているんだ!?DとDとTが聴きとれない!でも音がすごく綺麗!

 

06: Σ星のシダ
はい!これも存じ上げないやつです!しかし何だこれ…高音と低音の差が…やばい…「う~る~わしの」あたりの低い声が非常に好きなのですが、声色がすごく重々しくて、魔王っぽい…いや教祖っぽい…?説法しているようなイメージを受けた。「そ~~~~ら~~あ~おぎ」で高くなって雰囲気がガラッと変わるのがすごい。
曲の途中、ギターに片手の指を置いてもう片手をぶらっとさせている姿がかわいいなと思ってしまったことを懺悔いたします。その後スタッフさんに指でバツ印を見せており、スタッフさんがギターを持って行ったので、調整か何か必要だったのだろうか。

 

07: アディオス
おっ、聴いたことのあるイントロ…アディオスだああ!!これは予習したやつだったので嬉しい。「罵詈 喝采 罵詈 喝采」!!好き~~!!そして「あーめ あーめ せーいれん、のー…」すごく美しい…。「あーめ」の「め」の音の余韻と、息を吐く音が聴こえて、つまり、最高でした。ありがとうマイク。ありがとうヘッドホン。非常にどうでもいい話ですがこのライブのためにヘッドホンを買いました。(それまで持ってなかった。)買って本当によかった。これもこの曲に限らない話ですが、ラスト、手のひらでピタッと音を止めるのが格好良い。

 

08: Caravan
曲の前に舞台装置の転換が入る。自力で引く演出。ものすごく太いロープで引いていく様子が、重荷を負った人のようにも見える…と思ったら自撮り棒(?)のようなものが登場、会人さんたちに絡む。サイレントチェロを一緒に弾く真似をする。舞台を降り客席と同じ高さへ来てくるくる回る。こういうことするからかわいいって言われるんじゃないですか??チャットで「魔法少女ヒラサワ」って書いてる人がいて爆笑した…。
かわいいのはかわいいとして「とお~~~~く~~まで~~」、声が本当に遠くまで遠くまで続いてゆくのをため息つきながら聴いてました。すごく広い空間を感じる。

 

09: デューン
さて舞台上にあるのは上手寄りの小さなボックスと背後のテントだけ。ボックスに腰掛けアコギを弾く。はい…あの…これもですね…初見でして…メロディ覚えるの難しい…!って思いながら聴いていた。「デュ〜〜〜〜ン」の伸びがとっても美しい…。テントに会人さん達のシルエットが映るのが格好良い。

 

10: Switched-on Lotus
懺悔します。超有名曲だと思います。初見でした。曲のいきさつ(亡くなった9人のSP-2の追悼のために作られた)も知らなかったです。なんっにも知らない状態で聴いておりました。しかしとてもよかった…!!
聴いてると救われるような思いになる。舞台が全体的に白く照らされ、サビで白いライトが降り注ぎ、平沢さんの背後から後光のように当たるのを下から見上げる。聖母…という言葉が浮かんだ。「昇れよ スイッチオンローーーー↗↗↗↗タス」がものすごく好きです。すべてを許されている感じがする。

 

11: 生まれなかった都市
あの…初見でして…はい…。前奏、重々しいコーラス。歌に入ると、語りのような祈りのような落ち着いたささやき声と、張りのある歌い上げが交互に。そしてサビ、「無数のレイヤー…」両手を下から上へゆっくりと持ち上げ、レーザーハープを弾く。舞台上が白い光に包まれる。すごく神聖な雰囲気だった…。
間奏。右手をずっとレーザーに当てていて、ところどころ一瞬だけ外してまた当てる。多分外した瞬間だけ音が途切れるのかな?と思う。しかるべき箇所で動けるよう、会人さんたちの動きにも目を光らせつつ、緊張感のある表情でレーザーに手を当てている。格好良い。2回目のサビ、白い光の中、会人さんたちも一緒に下から上へ手を上げていて、3人の動きがシンクロしているのがとてもよかった。

 

12: パレード
無音になった舞台。白いレーザー光が一本伸びてくる。と、会人さん達がジェスチャーで小芝居を始める。お互いを指差し、レーザーに触るよう促しあう。※以下セリフは想像です。

(おまえやってみろよ)(おっけーおっけー)1人がレーザーを下から上へはじく。
(次、おまえだよ)(了解了解)もう1人が同様に下から上へはじく。

こんな感じのやりとりがあり、3回目か4回目くらいにはじいたとき、レーザーの光がびよんびよんとバウンドする。びっくりする会人さんたち。かわいい。その後もはじくたびにびよびよとレーザーが揺れる。この辺でなんだか不思議な声のようなものが入り…そして聴き覚えのあるイントロが。ここまで来てやっと「パレードだアアアアア!!」ってわかった。マジですか!パレードですか!生・パレードですかああ!!!!私が一番初めに聴いた(つまりすべての元凶の)平沢さんの曲がパレードでした(教えてくれた友人よどうしてくれるんだありがとう)。滅茶苦茶にテンションが上がる。行進したい。「さあぁぁぁーーーー異臭を放ち来る」で死にそうになった。なんなんですかその声量は。なんで間奏のあとでガーンとその声が出せるんですか。『パプリカ』では気持ち悪い曲(褒め言葉)だと思ったけど今日はむしろ神々しいです。

 

13: 庭師King
パレード後、つなぎの曲がオルゴールのような雰囲気に…からの「ヘェーイヤイーーーー」に!わ!し!だあああああ!!初心者向け連続ありがとうございます!!とにかく気持ちよく聴いてた。「響かせて」「間借りして」の箇所の音の上がり方が大好き。歌詞そのままだけど、この曲も正面からガンガン風が吹きつけてくる感じがする。澄んだ風が身体の中に満ちてきて空に浮かび上がるような気がする。すごく気持ちいい。

 

14: Wi-SiWi
わいさいわい!これは予習したやつ!うおお格好良い、でもちょっと歌いにくそうなような…と思いつつ聴く。(ここでチャットで「(不調を見せることで)人間アピールしてる」というコメントがあり一人爆笑していた。)しかし次の瞬間。「Wi-SiWi 笑え邪道」。突然の復活。多分イヤホンの調子が戻ったのだろうか。急にとんでもない声量とつやつやの声に襲われる。は!!!!????え!!!!????只々驚いているところへ「Wi-SiWaaaaaAAAAAAAAi」のシャウト。絶句。あまりにも格好良過ぎる。

 

15: 夢の島思念公園
Wi-SiWiで頭がくらくらした状態で何か聴き覚えのあるイントロが鳴る。えっと何だっけと思った瞬間「ラーーーーイーーヤーー ラ ライヨラ」うわああああ夢の島だああああああああ!!ちょ、ちょっとこの、このまま飛び込んでいくんですかあああああ!!??上手い、とかじゃない。やばい。めちゃめちゃな声量と伸びまくる声に只々圧倒されていた。正直、記憶があまりない。平沢さんの喉から声のレーザービームみたいなものが出ていたのだけは確かだ。

 

16: 救済の技法
夢の島終わり、はぁはぁ息をついていると次の曲が始まる。背景のモニターが赤い帯になり…これはもしや救済!そうだ!救済だ!!「だん~~まつ~~~~ま」の抑揚が滅茶苦茶好き。間奏中、右手だけまっすぐ伸ばしてレーザーハープを下から上へ斜めに跳ね上げるのが、非常に、非常に格好良い。間違いなくカリスマ指導者。お願いしますここの映像をブロマイドにして売ってください。Switched-on Lotusで見せた柔らかさはどこへ行ったんだ。曲ごとに雰囲気がどんどん変わるの、役者だなあ…と思う。ラスト、両手でレーザーハープを弾いた瞬間にライトが消え、両手をあげた平沢さんとレーザーハープのシルエットが残る。平沢さんの両手が絶妙な左右非対称の角度で振り上げられている。見惚れた。非常によかった…。

 

17: QUIT
えええええとすみませんがこれもですね!初見ですね!イントロ、テスラコイルが鳴り出す。この音好き。セリフが入ったので、まさかUNDOか…!?と思ってしまった。違った。歌っているというより、淡々と語っているように聴こえる。

ところで今更ですが、本ライブ、ときどきカメラが切り替わって客席が映る。客席は無観客じゃないのかって?いや、なんか3名ほど観客がいらっしゃるんですよ。バーコードのついた箱を被った人が2人と、白髪で眼鏡をかけた、気難しそうな顔の御仁がお1人。どうやら3人ともご自身でご自身の舞台を観ているようなんですよ。これまでもちょいちょい客席側が映って、もう1人の会人さんたちがノリノリで手を動かしたり、もう1人の平沢さんが舞台上を(恐らく歌っている自分を)指差していたりしたんですよ。そして今は口元に手を当て、値踏みするようにステージを観ている。2人の平沢さんは後でどんな話をするんでしょうね。ダメ出しとかするのかなあ。

曲の間奏、ライトが赤と青になるところ、曲調からちょっとヒーローものっぽさを感じた。「王道!」みたいな雰囲気というか。意外だけど私はこのメロディ好きです。間奏中、カメラが舞台上の平沢さんを映すと、息一つ乱さず口を結びまっすぐに立っている。ここまで1時間半ほどライブを続けているのに疲れを微塵も感じない。ステージ上に立っていることをずっと意識しているんだなあと思う。
曲終わり、演奏だけが続く中、平沢さんは舞台奥へ。会人さんたちがしばらくテスラコイルにレーザーを当て演奏するが、そのうちにこのお2人も舞台奥へ。舞台のライトが消える。無人になった舞台上にテスラコイルだけがあり、ずっと演奏を続けている…。これは何を意味するのだろう?コイルが1人で歌い続けているのだろうか?そして曲は終わり、暗転。

 

18: 現象の花の秘密
暗転した舞台上…から…エンジン音のようなものが聴こえる…?なんだこれ?と思っていたら照明が点く。なぜかチェーンソーを抱えている平沢さん。…は????えっ????ちょっと脳が追いつかない。音楽が鳴る。あっこのイントロ聴いたことあるいやでもその前に何を構えているんですか??舞台上のテントにチェーンソーの刃を向ける平沢さん。えっ何…何する気ですか?混乱した私を置き去りにして歌が始まる。「G 落ちる星の~」あっ現象の花の秘密!そして平沢さんはテントをチェーンソーで切り始める。
現象の花の秘密は予習したやつ、かつかなり好きなのでとても嬉しい。しかしその歌い手はつやつやの声で歌い上げながらチェーンソーで舞台装置を破壊してゆく。何やってんですか??今そのテントに花の映像が映ってるんだが??考えても無駄と思いつつ意味を考えてみる。例えばこれは「秘密を明らかにする」ことを意味している…とか?現象の花のジャケットの平沢さんは虫眼鏡を持った探偵風のいでたち。それにこの曲は確か過去のインタラのメインの曲だったはず。その辺からこう…なんか…ストーリーの最後に「隠されていたものを暴く」的な意味なのか…?と思ってみたりする。会人さん達もそれぞれにチェーンソーを持ちノリノリでテントを切ってゆく。そのうちに布がだいぶビリビリになり、3人ともチェーンソーを置いて手で布を引っ張り破り始める。わあい!楽しい!私は考えるのをやめた。
(のちにTwitterで他の方々のライブ感想を拝見し、「始まりの幕を切る(物理)」という呟きを発見し「なるほど!!!!」と思った。)

 

終幕
曲が終わりワーーーーッという歓声が沸き起こる。おお?と思ったら客席に観客の映像が映し出される。エア観客だ!!ホログラム観客、いやゴースト観客か!!ああ~やっぱり曲終わりには歓声と拍手があるといいよね~と思っていたらとんでもないことが起きた。平沢さんがゴースト観客の中へ降りていく。は…????目を疑った。握手してる。ハイタッチしてる。表情までわからないけど多分にこやかに。そして観客と触れ合いながら画面外へ退場していく。
おい待て(ここで声出して突っ込んだ)、さすがに私でもわかる。それ本物の観客にはやらないでしょう!!!!????本物にはやらないけどゴースト相手ならやってくれるんですか!!??これはツンですか!!??デレですか!!??

そして配信映像が切れ、タイトル画面へ戻る。あっ終わってしまったのか…!!いや待て!ライブなら!アンコールがあるのでは!!しばらくチャットに「アンコール!!アンコール!!」を入力し続ける。が、本当に終わりのようだったので「ありがとうございました!!!!」「インタラやってください!!絶対行きます!!」などなど入力してサイトを出る。楽しかった。ものすごく楽しかった。生で観たい。あの客席に行きたい。次にライブの機会があれば絶対に参戦しなくてはならぬと決意を新たにした。そしてまずは明日以降このライブのアーカイブ配信を観なくては。というわけで初ライブ体験を終えました。死にそうでした。いや死にました。ありがとうございました。